新会社SCPが目指す「コミュニティーの活性化」
SCPの事業コンセプトの中心にあるのは、「コミュニティーの活性化」です。これは、地域社会、エンターテインメント、カルチャー、そしてインターネット上のSNSといった多様な側面において、健全で活力あるコミュニティーを形成していくことを意味します。シダックスグループは、65年以上にわたりフードサービスを祖業として、レストランカラオケ事業、コンビニエンス中食事業、スポーツアンドカルチャー事業、社会サービス事業(学童保育、学校給食など)といった多岐にわたるサービスを展開してきました。これらの経験を通じて培われたサービス実装力が、SCPの事業を支える基盤となります。
シダックスグループは、これまでも事業を通じて社会課題の解決を目指してきました。SCPの設立は、その取り組みをさらに加速させ、現代社会が抱えるコミュニティーの希薄化といった課題に対し、具体的なソリューションを提供しようとするものです。地域の人々が集い、交流し、新たな価値を生み出す場を創出することで、社会全体の活力を高めることを目標としています。
シダックスグループが培ったノウハウの集大成
SCPの事業は、2020年10月よりシダックスグループ内で新規事業開発を進めてきた「TOS(トータルアウトソーシング)事業本部」が中心となって展開されます。このTOS事業本部が培ってきたノウハウや実績が、SCPの新たな挑戦の礎となっています。
シダックスグループは、長年にわたり、企業を対象としたB to B事業、自治体を対象としたB to P(Public)事業、そしてカラオケやエンターテインメント施設の運営で培った一般消費者を対象としたB to C事業のノウハウ、知見、実績を積み重ねてきました。SCPはこれらの豊富な経験を活かし、コミュニティーには不可欠な車両運行サービスとのシナジーも生み出しながら、新しい「B to C事業」、そして「B to B to C事業」「B to P to C事業」を手がけていきます。
これらの事業モデルは、単にサービスを提供するだけでなく、企業や自治体と連携し、その先にいる消費者や地域住民に対して、より質の高い、きめ細やかなサービスを提供することを目指しています。例えば、企業内の施設運営や公共施設の管理を通して、そこで働く人々や利用する住民の満足度を高め、快適な環境を提供することで、間接的にコミュニティーの活性化に貢献します。
SCPが展開する主な事業内容
SCPは、多角的な視点からコミュニティーの活性化に貢献するべく、以下のような幅広い事業を展開していく予定です。
1. 施設運営業務(B to B to C事業/B to P to C事業)
企業内施設や公共施設などの運営管理、および各種サービスの提供を行います。TOS事業本部としては、すでに2020年11月より茨城県守谷市にある複合施設「いこいの郷 常総」の受託運営を手がけています。この施設は、食事・運動・温浴が一体となった地域住民の健康と交流の拠点であり、まさにコミュニティー活性化の一例と言えるでしょう。その他にも、民間企業のオフィスや保養所の食事提供・管理運営、ボートレース場の選手宿舎での食事提供など、多岐にわたる実績があります。これらの業務を通じて、利用者の生活の質向上と施設の円滑な運営をサポートします。

2. 食事提供業務、カフェ・施設内売店運営業務等(B to B to C事業/B to P to C事業)
オフィス、病院、公共施設などでの食事提供や、カフェ・施設内売店の運営を行います。日々の食事は、人々の健康を支えるだけでなく、コミュニケーションの場としても重要な役割を果たします。質の高い食事や居心地の良いカフェ空間を提供することで、利用者の満足度を高め、施設内のコミュニティー形成を促進します。
3. IPコンテンツとのコラボカフェ、コラボスペースの運営(B to C事業)
人気のアニメや漫画、ゲームなどのIP(知的財産)コンテンツと連携したコラボカフェやコラボスペースの運営も手がけます。TOS事業本部としての実績として、株式会社講談社が東京・池袋に開設したLIVEエンターテインメントビル「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」の全館運営管理、およびライブカフェ「Live Cafe Mixa(ライブカフェミクサ)」を、2020年9月のオープンから2026年1月の全館閉館時まで運営していました。こうした施設は、共通の趣味を持つ人々が集まり、熱狂を共有する場となり、新たなコミュニティーを生み出す大きな可能性を秘めています。SCPは今後も、このようなエンターテインメント施設の受託運営を通じて、文化的なコミュニティーの活性化に貢献していく予定です。

4. コワーキングスペース内のカフェスペースへの食品・飲料等の供給、メニューのご提案(B to B to C事業)
近年増加しているコワーキングスペースは、多様な働き方をする人々が集まる新しいコミュニティーの場です。SCPは、こうしたコワーキングスペース内のカフェスペースに対し、食品や飲料の供給、さらには魅力的なメニューの提案を行います。現段階で約20カ所の取引実績があり、作業の合間の休憩や交流の場を充実させることで、コワーキングスペース利用者の生産性向上と、自然なコミュニケーションの促進をサポートします。
5. ホテル運営全般(B to B to C事業)
フロント業務、受付、予約管理、飲食提供、清掃など、ホテル運営全般にわたる業務を行います。ホテルは、ビジネスや観光で訪れる人々にとって、一時的ながらも生活の拠点となる場所です。快適な宿泊環境と質の高いサービスを提供することで、利用者の満足度を高め、滞在中の体験をより豊かなものにすることを目指します。
6. ホール運営(B to C事業)
東京都渋谷区にある「シダックス・カルチャーホール」の運営などを行います。ホールは、イベントやコンサート、講演会など、様々な文化活動が行われる場であり、人々が感動を共有し、一体感を育む重要なコミュニティー空間です。SCPは、ホールの運営を通じて、多様な文化イベントをサポートし、地域の文化振興とコミュニティー形成に寄与します。

シダックスグループの未来への貢献
シダックス・コミュニティープラス株式会社の設立は、「未来の子供たちのために」というシダックスグループの理念を具現化するものでもあります。持続可能な社会の実現に向けて、SCPの事業はSDGs(持続可能な開発目標)の達成にも貢献する可能性を秘めているでしょう。
例えば、施設運営や食事提供を通じて「住み続けられるまちづくりを」(目標11)に寄与したり、多様なサービスを提供することで「産業と技術革新の基盤をつくろう」(目標9)の一助となったりするかもしれません。
SCPの取り組みは、単なるビジネスに留まらず、社会全体の活力を高め、より豊かな未来を築くための重要な一歩と言えるでしょう。長年にわたり培ってきたシダックスグループの総合的なサービス力を結集し、企業、自治体、そして一般消費者のニーズに応える新しい価値を提供していくSCPの今後の活躍に注目が集まります。
シダックス・コミュニティープラス株式会社 概要
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会社名: シダックス・コミュニティープラス株式会社
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代表取締役社長: 織原 智昭
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所在地: 東京都渋谷区神南1-12-10 シダックス・カルチャービレッジ
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TEL: 03-6731-9410
シダックス・コミュニティープラス株式会社は、これまで培ってきた経験とノウハウを最大限に活かし、現代社会が求める「コミュニティーの活性化」というテーマに真正面から向き合っていきます。新しいサービスの実装を通じて、人々の生活を豊かにし、社会に貢献していくその姿勢は、これからの日本社会においてますます重要となるでしょう。今後のSCPの活動に、ぜひご期待ください。
